日本の食文化に欠かせない存在となったこんにゃく。
私たちはその伝統を大切に受け継いでゆきたいと考えています。
私たちの食生活にすっかり溶け込んでいるこんにゃく。
その歴史は意外に古く、今から約千年もの昔に
原産地のインドおよびインドシナ半島の南部から
中国を経て伝来したと伝えられたといわれています。
こんにゃくの伝来とともに加工法も伝えられ、ずっと昔から食されてきました。
おいしいこんにゃくには
豊かな自然環境と
たくさんの手間と時間が必要です。
こんにゃくの原料となるこんにゃく芋の栽培には、
水はけがよく、湿気に富んだ
冷涼な間部の傾斜地が最適です。
こんにゃくは5月に種子を植え、秋には収穫します。
これを生子(きご)と言い、
冬の間貯蔵し、翌春もう一度植えつけます。
その作業をさらに2度繰り返し
種子を初めて植えてから3年目の秋、ようやく
こんにゃくの原料となる3年玉ができます。
種芋から実に、3年もの時間がかかる気の長い作業です。
私たちは、この自然がくれた贈り物を大切に育て
皆様の食卓にお届けできることを誇りに思っています。
よく乾燥した生芋は生成され粉末にされます。
その粉末を温水に溶かし消石灰を加えると
液状(ゾル)から
特有のプリン状(ゲル)となります。
これを固め練りを加え
茹で上げたものが
日本の伝統食・こんにゃくです。
伝統の味をベースに
新しい食生活を提案。
自然に育まれた豊かな風味、深い味わい
それらを作り伝えてきた人の手
私たちは、日本の伝統の食文化を受け継ぎ
次世代に伝えたい
これからの食生活をより豊かにしていくため
常に新しい商品づくりに
取り組んでいきたいと考えています
伝統の味をベースにした製品のひとつひとつに
時代を見つめる私たちの目があります。
コシがあるのに
柔らかいのは
こんにゃく粉と石灰のバランスが
(株)須藤食品オリジナルの
黄金比だからです